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堺の建てだおれ??

今日は先日、行ってきた市立堺の病院にまた、行ってきましたが、忙しそうだったので、こんどにしようと思いました。
でも、せっかく来たのだから・・・・ちょっと寄り道
病院から200mのところにあるのが南宋寺
大阪食博で“京都の着だおれ””大阪のくいだおれ”と書きましたが、もうひとつあるのですよね。
それは”堺の建てだおれ”・・・????
家かな?と思いますが、実はお茶なのです
つまりここは茶人、千利休のお墓があるのですよ。生家は800mぐらいにところにあります。
千利休。皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
こういう偉大な人を凡人が紹介するのもおかしな話ですが、そこはブログなんで堪忍してくださいね
歴史家の先生からは怒られるかもしれませんが、あくまでも私見として、利休について説明します。
戦国の世、信長は安土桃山城を作りましたが、当時のスペインやポルトガルのような強大な国になるためには港に都を作ることを知りました。
その場所として、京都、堺と近いので大阪を選びました。
そんな中、唯一、従わないのが石山本願寺(現在の大阪城の場所、しかも宗教武装集団))と堺(自治都市=鉄砲産業)でした。
本願寺をつぶした後、堺とのパイプを強めるために茶人、利休を利用しました。
のちに本能寺の変で信長が亡くなり、後を継いだ秀吉の時代に茶を宗教レベルまで高めたのが利休です。
持ちつ持たれりの関係でしたが、最後には利休は秀吉により切腹をさせられました。
権力者は宗教や茶道などの文化までも支配しようと思ったのですかね
利休については最近では”利休にたずねよ”などの本を参考にしてください。
超美的センスの持ち主であり、わび茶の完成者です。
中学校で習ったことなのですが、大人になってあらためて知ると、勉強になりますよね
それでは南宋寺へ
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総門から入ると甘露門(重要文化財)
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唐門(重要文化財)将軍や堺奉行しか通れなかった門です。ここは普段は開いてないのです。
というのもたまたま春季、堺文化財特別公開で開かれていました。ラッキーです
写真では見えないのですが、屋根瓦の家紋は徳川なのです。
くぐると正面に徳川家康の墓があります。
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これが家康の墓です。これにはいろいろな伝説があります
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枯山水の庭です
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水琴窟(竹の棒で聞くとキレイな音がします)
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千家一門の墓です。右側が表千家、左が裏千家、真中が利休の供養墓です。
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隣にひっそりあるのが武野紹鴎(じょうおう)のお墓です。
意外と知られていない、この方は利休の先生です。
墓石の形が茶人そのものですね
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坐雲亭(ざうんてい) 徳川2代・3代将軍も訪れたそうで、お茶でも飲んだのだろう?
屋根の形がイイでしょう
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400年の歴史があります。
しかし、堺の真ん中で7000坪を誇る広さです
拝観料400円です。 お近くの方は是非どうぞ!
温故知新=古きを訪ねて、新しきを知る・・とはいうものの、ナンモ浮かばない?
もっと考えよう~!!
余談ですが京都にもう一つ利休のお墓があります。大徳寺です。(こちらに埋葬されているそうです)
皆さんの中で、かつら美容師の志穂ちゃんのご自宅に行った人もおられるでしょうが、すぐ前の広い道路の向こうがが大徳寺なのですよ。近くに寄った時はお参りしてくださいね!


大阪府泉大津市からご来店の T様、本日はありがとうございました
またのご来店をお待ちしておりますね


 
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